すべての道は鎌倉に通ず

「鎌倉殿の13人」ゆかりの地をめぐるブログ

【源頼朝ゆかりの地】諏訪社(横浜市瀬谷区)

こんにちは、よたろうです。

今回は横浜市瀬谷区の諏訪社(諏訪神社)を紹介します。

データ

  • 名称:諏訪社
  • 祭神:建御名方神(たけみなかたのかみ)
  • 訪問日:令和4年4月16日

www.seya-suwasha.org

源頼朝が鎌倉入りの前夜に宿泊

こぢんまりとした神社です

鎌倉時代の歴史書である「吾妻鏡」によると、伊豆で挙兵した源頼朝石橋山の戦いで一敗地に塗れ、安房国で再起を果たして鎌倉入りを遂げる前夜に宿泊したのがこの諏訪社なんだそうです。

吾妻鏡にも記載があるんですって

そういえば、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第8回「いざ、鎌倉」で、鎌倉に向かう頼朝軍が野営をするシーンで以下のようなやり取りありました。

上総広常「頼朝はどこだ!?」

三浦義澄「寺を借りてそこを宿にしておられる」

上総広常「俺たちは野宿だってのに、いい御身分じゃねぇか。流人風情がよ」

この後、三浦義村の機転で上総介が頼朝のことを「武衛」と呼ぶようになる、という印象的なこのシーンが鎌倉入りの前夜かどうかの明確な描写はありませんでしたが、もしかしたらこのとき源頼朝が泊まっていたのがここだったのかもしれません……って、セリフは「寺」なので違うとは思うんですけどね (^_^;)

しかし、史実として源頼朝がこの諏訪社に宿泊したということは、こんな光景が我が家からほど近いこの辺りで繰り広げられていたのかもしれない……そんな風に考えると何だかワクワクします。

我が家の近所には「鎌倉街道」とか「かまくらみち」と呼ばれる道路が通っているので「きっと畠山重忠を先陣とした頼朝軍がこの辺りを通ったんだろうなぁ」って。

こんな妄想で楽しむことができるのも、大河ドラマの舞台が地元・神奈川県を舞台にしているからこそです。ありがたやありがたや。

アクセス

横浜市瀬谷区相沢3-24-1
相鉄線 瀬谷駅から徒歩約15分
駐車場あり