こんにちは、よたろうです。
今回は横浜市旭区にある、鬢手洗池(びんだらいけ)跡を紹介します。
データ
- 名称:鬢手洗池跡
- 訪問日:令和4年5月4日
源頼朝が戦勝祈願をした地
この鬢手洗池跡から歩いて数分のところにある白根神社は、源頼朝の祖先にあたる「八幡太郎」の通称で知られる源義家が信仰したと伝わっているそうです。
その源義家に倣い、源頼朝が奥州藤原氏を滅ぼした奥州征伐の際に白根神社で戦勝祈願をし、この地にあった池の水で鬢(びん=頭の左右側面の髪)を撫でつけたとされています。
※以下、写真の標柱より全文を引用
Wikipediaの「白根神社」の項目にも鬢手洗池跡についての記述があり、こちらでは源頼朝が治承4年(1180年)の挙兵の際に勝利祈願をした、となっていますが、標柱のとおり文治5年(1189年)の奥州征伐の際……というのが横浜市の公式な見解のようですね。
ちなみに、この白根神社の境内には落差3mほどの「白糸の滝」があります。私の実家はここからほど近く、子どもの頃に何度か訪れたことがあるんですが、もっと落差があったような……と思って調べてみたら、平成3年(1991年)の護岸工事でちょっと低くなってしまったとのこと(5.5m→3.2m)。それでもここが横浜市の最大瀑布なんだそうですよ。
今回紹介した鬢手洗池跡を訪れたいと思われる方は、ぜひ白根神社にもお立ち寄りください。