こんにちは、よたろうです。
今回は鎌倉市にある、大倉幕府跡を紹介します。
データ
- 名称:大倉幕府跡
- 訪問日:令和4年4月23日
鎌倉殿(鎌倉幕府将軍)の御所跡地
治承4年(1180年)、鎌倉入りした源頼朝が屋敷を構え、頼家・実朝の治世を経て、嘉禄元年(1225年)に頼朝の妻・政子が亡くなったのを機に宇津宮辻に幕府が遷されるまでの45年間に渡って鎌倉殿(鎌倉幕府将軍)の御所だったのが、この大倉(現在の鎌倉市雪ノ下)だったそうです。
現在は清泉小学校の脇に写真の石碑が建つのみで往時の面影はありませんが、この地を中心に鎌倉殿や御家人たちによるドロッドロの人間模様が繰り広げられていたと思うと、胸が熱くなりますね。
もちろん、私の脳内でそんな人間模様を描き出しているのは、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する役者さんたちですが(笑)
ここから歩いて7~8分ほどのところにある大河ドラマ館(鶴岡八幡宮の境内)では、この大倉に築かれた幕府のジオラマが展示されていますので、合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。
ちなみに、この石碑のある場所から鶴岡八幡宮方面へ5分ほど行ったところに、我らが畠山重忠の屋敷があったそうです。
石碑をざっくりと読み下すと「三幡(乙姫)のために京から呼ばれた名医を逗留させた」といったことが書かれています。鎌倉殿の御所のすぐ近くに屋敷を構えるほどの有力な御家人があんな悲しい最期を迎えてしまうだなんて……あまりにも理不尽ですよねぇ。。。