すべての道は鎌倉に通ず

「鎌倉殿の13人」ゆかりの地をめぐるブログ

【和田義盛ゆかりの地】陣ヶ下渓谷公園(横浜市保土ヶ谷区)

こんにちは、よたろうです。

今回は横浜市保土ヶ谷区にある、陣ヶ下渓谷公園を紹介します。

データ

  • 名称:陣ヶ下渓谷公園
  • 訪問日:令和4年7月3日

www.city.yokohama.lg.jp

和田義盛ゆかりの横浜唯一の「渓谷」

陣ヶ下(じんがした)渓谷という名は、鎌倉時代和田義盛が狩のためにこの辺りに陣を張ったことに由来しているそうです。

2004年に公園として整備され公開されました

ここは横浜市内で唯一、渓谷としての景観を保っており、都市部にあって「秘境」とも称される雰囲気のハイキングコースになっています。

昼なお暗い「秘境」への道

かわいいトカゲちゃんがお出迎え

横浜市のサイトを見てもWikipediaを見ても「この辺りに和田義盛が陣を張った」という記述しかなく、その陣のおおよその場所も不明ですが、この渓谷は狩の際の休息地として、また、飲料水の調達にも重宝したのでしょうね。

公園入口から10分ほど下って渓谷に到着

なかなかに「秘境」な雰囲気

この陣ヶ下渓谷公園以外にも、相鉄線和田町駅のある「和田町」の町名が和田義盛に由来している等、横浜市の中西部には和田義盛ゆかりの地が点在しています。

kamakura13.hatenablog.com

和田義盛は三浦の一族なので出自は三浦半島源頼朝に臣従してからの本拠は鎌倉であったため「おらが町ゆかりの武将」という感じではないんですが、保土ヶ谷区にほど近い地域に生まれた身としては、何となく親近感を覚える存在ですね。

もちろん、この親近感には大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の横田栄司さん演じる、どこか憎めない和田義盛のキャラクターが一役も二役も買っていると思いますが(笑)

ちなみに、私がこの陣ヶ下渓谷公園を訪れたのは日曜日の午前中で、渓谷ではボーイスカウトの子どもたちがワンサカと水遊びに興じており、ほとんど写真が撮れず難儀をしましたが、普段は人影もまばらで物静かな穴場ですので、興味を持たれた方はぜひ訪れてみてください(公園入口に有料駐車場もあります)。

神奈川県の花・ヤマユリ

ところで、この記事を書くために情報を得ようと「陣ヶ下渓谷」でググったところ、「事件」や「心霊」といった物騒なワードがサジェストされました。

私はあまり「そっち」界隈に興味はありませんし、趣旨がブレるのでここで紹介はしませんが、「そっち」方面に興味を持たれた方もぜひ訪れてみてください。

アクセス

神奈川県横浜市保土ケ谷区川島町797
相鉄線 西谷駅から徒歩約25分
駐車場あり(有料)