こんにちは、よたろうです。
今回は横浜市泉区の横根稲荷神社を紹介します。
データ
- 名称:横根稲荷神社
- 祭神:宇迦之御魂大神(うかのたまのおおかみ)
- 訪問日:令和4年4月30日
巴御前ゆかりの「横根感念(かんねん)井戸」
木曽義仲の愛妾にして、武勇に優れた女武者とも伝わる巴御前。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、秋元才加さんが好演しています。第16回「伝説の幕開け」で義仲の下を離れて鎌倉に落ち延びるくだりは切なく、哀しく、涙なしには見られませんでしたよ。。。
鎌倉時代の軍記物語である「源平盛衰記」によると巴御前は和田義盛に引き取られ、後に朝比奈義秀を生むことになるそうですが、大河ドラマではどのように描かれるのか楽しみです。
そんな巴御前が建歴3年(1213年)の和田合戦で和田義盛が敗れた際、木曽に落ち延びる道中、この横根稲荷神社で一夜を過ごし、境内の古井戸の水を化粧に使った……といういわれがあるんだそうです。
実は、私はここから2Kmほど離れたところにある高校に通っていて、友人宅に行くのにこの辺りを何度も原チャリで通ったことがあるんですが、横根稲荷神社の存在など露も知りませんでした(何なら高校生にもなっていながら「巴御前」の名も知っていたかどうかすら怪しいです)。
青春時代を過ごした界隈に、当時は1ミリたりとも興味を持たなかった鎌倉時代について熱心に調べ、カメラを携えて再び訪れるっていうのも何だか不思議な感じです。
ちなみに、この横根稲荷神社の社殿は平成13年に新築されたとのことで、社殿も狐の像もまだ新しく綺麗なんですが、向かって左側の狐が咥えている巻物が、その色味も相まってちくわにしか見えませんでした(笑)